KOAが大幅反落、上期営業利益は前年同期比7倍も材料出つくし
KOA<6999>が大幅反落となっており、マドを開けての大幅な下げとなっている。同社は21日取引終了後、22年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結売上高が316億5700万円(前年同期比43.0%増)、営業利益が34億6700万円(同7.0倍)、純利益が26億400万円(同9.3倍)で着地したと発表したが、直近で20日に1792円まで上昇し、決算期待で買われていたことから、材料出つくしの売りが優勢となっている。
前年に新型コロナウイルス感染拡大により世界経済が停滞した影響から需要が回復し、すべての地域の自動車向け売り上げが大幅に増加した。
また、現時点で通期の合理的な業績予想の算定が困難であるとして、第3四半期累計(4~12月)の業績予想のみを開示しており、売上高は470億7000万円(前年同期比31.9%増)、営業利益は48億1000万円(同3.9倍)、純利益は36億6000万円(同4.3倍)になりそうだと、あわせて発表した。
株探ニュース