トピーが急反発、非開示だった上期経常は23億円の黒字に浮上へ
トピー工業<7231>が5日ぶりに急反発。27日の取引終了後、非開示だった23年3月期上期(4~9月)の連結業績は売上高1600億円(前年同期比27.9%増)、経常損益23億円の黒字(前年同期は15億8800万円の赤字)になりそうだと発表。これが好感されているようだ。
国内自動車生産台数の減少や石炭価格の上昇などの影響があるものの、原材料やエネルギーコストを反映した販売価格の適正化に加え、建設機械用足回り部品や鉱山向け超大型ホイールの堅調な需要の取り込みなどで吸収する。また、構造改革などによるコスト改善も利益回復につながるという。併せて、従来無配としていた上期配当を20円(前年同期は無配)実施し、下期配当は従来計画の70円から50円に修正することも発表している。
株探ニュース