ネットプロがS安、上場関連費用の影響で第3四半期営業利益14%減
ネットプロテクションズホールディングス<7383>がストップ安の729円に売られている。14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算が、売上高141億9200万円(前年同期比4.3%増)、営業利益10億9500万円(同14.1%減)、純利益5億1700万円(同12.3%減)と2ケタ減益となったことが嫌気されている。
BtoB事業のGMV(取扱高)はコロナ影響を受けているものの、BtoB EC、SaaSなどのITサービス取引が堅調に伸びており、GMV全体が堅調に推移していることから売上高は伸長した。ただ、一過性費用である上場関連費用の影響により減益を余儀なくされた。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高193億1700万円(前期比6.7%増)、営業利益7億3800万円(同46.3%減)、純利益2億6800万円(同53.2%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース