ライトオンが反落、コロナ禍で客数落ち込み21年8月期業績は計画下振れ
ライトオン<7445>が反落している。4日の取引終了後、集計中の21年8月期の連結業績について、売上高が540億円から496億500万円(前の期比6.4%減)へ、営業利益が6億円から4900万円(前の期37億7500万円の赤字)へ、最終損益が10億5000万円の赤字から20億7000万円の赤字(同57億2000万円の赤字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染症の影響により、下期最大の商戦であるゴールデンウィーク以降、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置による大型商業施設の休業や時短営業が繰り返され、想定以上に客数が落ち込んだ。また、第5波の襲来によりその影響が夏休み商戦にかけて拡大していったことも響いた。
なお、同時に発表した9月度の月次売上高は、既存店売上高が前年同月比22.5%減となり、4カ月連続で前年実績を下回った。大型商業施設の時短営業継続などが、客足に影響した。
株探ニュース