エコスが5日ぶり反落、24年2月期は一転経常増益の見通しも利益確定売りに押される
エコス<7520>が5日ぶりに反落した。9日の取引終了後、24年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。経常利益の見通しをこれまでの35億円から54億円(前期比19.4%増)に引き上げた。減益予想から一転して増益を計画する。ただ直近で株価は上昇ピッチを速めており高値圏で推移していた。発表を好感した買いが一巡した後は、利益確定売りに押される展開となった。
営業収益の見通しは1230億円から1270億円(同3.5%増)に見直した。想定を上回る水準で業績が推移する足もとの状況を踏まえた。3~11月期の営業収益は前年同期比5.5%増の971億2800万円、経常利益は同33.0%増の42億3200万円だった。グループの店舗数は前期末から2店舗増加の131店舗。商品調達コストの見直しや在庫効率の改善に向けた取り組みなどが利益を押し上げた。
株探ニュース