京都友禅が3日続落、19年3月期業績及び配当予想を下方修正
京都きもの友禅<7615>が大幅安で3日続落。前週末8日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を113億500万円から92億2300万円(前期比12.5%減)へ、営業損益を収支均衡から10億2200万円の赤字(前期4800万円の黒字)へ、最終損益を4100万円の黒字から8億8500万円の赤字(同3700万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
和装関連事業の振袖販売事業で、来店者数が計画を大きく下回って推移し、売り上げが計画を下回る見込みであるほか、一般呉服などの販売も下期を中心に売上高が減少していることが要因としている。人員数減少に伴い人件費が減少したことで販管費は計画を下回る見通しだが、売上高の減少分をカバーしきれず、利益も下方修正したという。
またこれに伴い、従来12円を予定していた期末配当を6円に減額すると発表しており、これも売り材料視されている。年間配当は18円(従来予想24円)となり、前期実績に対しては6円の減配となる予定だ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース