シグマ光機が大幅続落、第1四半期46%営業減益
シグマ光機<7713>は大幅続落。7日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算が、売上高21億6600万円(前年同期比3.7%減)、営業利益1億8900万円(同46.4%減)、純利益1億3400万円(同49.2%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
国内の大学・国立研究開発法人向け研究開発分野の需要は安定的に推移したものの、民間企業向け研究開発分野及び産業分野が、世界経済の先行き不透明感の高まりなどを背景に設備投資に足踏み感が見られ、需要が弱含みで推移したことが響いた。また、レーザ加工機・検査装置への組み込み用途の光学システム製品及び光学素子・薄膜製品の需要も軟調に推移した。
なお、20年5月期通期業績予想は、売上高92億3000万円(前期比2.0%増)、営業利益11億3000万円(同0.6%増)、純利益8億4000万円(同1.4%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース