スター精密が急反騰、今期経常を18%上方修正、自社株取得と消却も発表
10日、スター精密 <7718> が18年2月期の連結経常利益を従来予想の55億円→65億円に18.2%上方修正。増益率が53.5%増→81.4%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。
欧州や中国で自動車関連の設備投資需要が拡大し、主力の工作機械の販売が伸びることが寄与。併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の0.81%にあたる30万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施し、取得した全ての自社株を2月28日付で消却すると発表。これを受けて、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。株価は昨年来高値を更新した。
株探ニュース