キヤノン電が反発、22年12月期も2ケタ増収増益見通し
キヤノン電子<7739>が反発。26日の取引終了後に21年12月期決算を発表し、売上高は826億1400万円(前の期比10.7%増)、営業利益は63億4400万円(同13.2%増)で着地。続く22年12月期業績予想は売上高970億円(前期比17.4%増)、営業利益81億1000万円(同27.8%増)と連続増収増益の見通しを示しており、これが好感されているようだ。
前期は、ミラーレスカメラの売り上げ好調によりカメラ部品の生産数が大幅に回復したほか、スキャナー製品やレーザープリンターなどの販売が増加し、全体業績を押し上げた。会社側では、同社グループを取り巻く環境は引き続き厳しいとしているものの、現在取り組みを進めている宇宙関連や医療、農業といった成長分野においてスモールビジネス事業の確立を目指す構えにある。
株探ニュース