A&Dホロンが一時15%高、受注好調で23年3月期業績予想を上方修正
A&Dホロンホールディングス<7745>が続急伸し一時、前日比133円(14.6%)高の1047円に買われている。8日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を538億円から575億円(前期比11.1%増)へ、営業利益を60億円から61億円(同11.0%増)へ、純利益を39億9000万円から40億9200万円(同14.5%増)へ上方修正したことが好感されている。
為替相場が想定よりも円安で推移したことにより売上高が増加したことに加えて、好調な受注状況などを考慮したという。また、想定為替レートを1ドル=120円から130円へ見直した。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高271億6200万円(前年同期比13.8%増)、営業利益18億2600万円(同14.4%減)、純利益14億6500万円(同7.5%増)だった。足もとの受注好調で半導体関連、計測・計量機器は増収増益となったが、材料費高止まりの影響で医療・健康機器は増収減益だった。
株探ニュース