シンシア<7782>は15日、2025年2月14日に公表した2025年12月期の通期連結業績予想および配当予想について修正を行ったと発表した。

売上高は72.60億円(前回比8.3％増)、営業利益は3.42億円(同27.8％増)、経常利益は3.13億円(同26.1％増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1.98億円(同27.5％増)にそれぞれ上方修正された。

今回の修正は、2025年3月31日付でフリューからカラーコンタクトレンズ事業を譲受した影響と、従来の事業において自社ブランドレンズの売上が伸長したこと、円高基調の為替が利益率の改善に寄与したことが主因とされる。これにより第1四半期から想定を上回る収益が確保されたとしている。

また、業績の上方修正に伴い、期末配当予想も従来の1株当たり10円から13円へと3円増配する方針に修正された。年間配当合計は13円となり、業績に応じた利益還元を図る姿勢を示している。

《AK》

提供：フィスコ

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