EDPがS高、大型品生産比率向上などの改善で23年3月期業績予想を上方修正
イーディーピー<7794>はストップ高の2万2370円に買われ、上場来高値を更新した。前週末11日の取引終了後、23年3月期の単独業績予想について、売上高を27億1900万円から30億9800万円(前期比98.3%増)へ、営業利益を9億4000万円から13億6500万円(同2.6倍)へ、純利益を6億7500万円から9億9700万円(同2.7倍)へ上方修正しており、これを好感した買いが入っている。
主力商品のLGD(人工ダイヤモンド宝石の総称)用種結晶について、種結晶サイズの大型化要求に対応した大型品生産比率向上に伴う生産改善効果が見込めるほか、円安が進んでいることも寄与する。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、四半期決算財務諸表を作成していないため対前年同期増減率はないものの、売上高12億6900万円、営業利益5億9700万円、純利益4億6000万円だった。
株探ニュース