プリントNが一時ストップ高、第2四半期営業利益が通期計画上回る
プリントネット<7805>が一時ストップ高している。午後2時ごろに発表した第2四半期累計(20年11月~21年4月)単独決算が、売上高44億7300万円(前年同期比3.8%増)、営業利益1億3700万円(前年同期1700万円の赤字)、最終利益6800万円(同4000万円の赤字)と黒字転換し、通期予想の営業利益を上回ったことが好感されている。
パートナー企業向け売り上げが好調に推移し、売上高が四半期として過去最高となったことに加えて、生産拠点集約化効果も利益を押し上げた。なお、21年8月期通期業績予想は、決算期変更に伴う10カ月決算のため前年同期との比較はないが、売上高68億8500万円、営業利益1700万円、最終利益2700万円の従来見通しを据え置いている。
また、21年8月期の期末配当は従来無配を予定していたが、初配当となる10円を実施するとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。
同時に、5月の月次売上高を発表しており、前年同月比35.3%増の6億2000万円となった。新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んでいた印刷需要が回復基調にあり、5月としては過去最高の月次売上高となったとしている。
株探ニュース