前田工繊が5日ぶり反発、自社製造比率の向上で上期営業利益は計画上振れ
前田工繊<7821>は5日ぶりに反発している。21日の取引終了後、集計中の21年9月期第2四半期累計(20年9月21日~21年3月20日)連結業績について、営業利益が22億4000万円から31億1200万円(前年同期比10.0%増)へ、純利益が16億円から21億1800万円(同5.4%増)へ上振れて、減益予想から一転して営業増益で着地したようだと発表しており、これが好感されている。
売上高は218億5000万円から216億7800万円(同微減)へ下振れた。ただ、公共工事向け製品における自社製造比率が増加したほか、子会社BBSジャパンにおける国内の自動車メーカー向けOEM供給やアフター市場向け製品が好調に推移したことも利益拡大に貢献した。また、グループ全社での販管費の削減効果も寄与した。
株探ニュース