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萩原工業---19年10月期増収増益、期末配当の増配も発表

材料
2019年12月12日 9時17分

萩原工業<7856>は9日、2019年10月期連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.1%増の296.47億円、営業利益が同1.4%増の27.23億円、経常利益が同2.5%増の28.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.9%増の20.14億円となった。

合成樹脂加工製品事業の売上高は前期比13.5%増の236.74億円、営業利益は同0.9%増の19.34億円となった。人工芝用原糸、海外景気減速の影響を受けたフレキシブルコンテナバックやコンクリート補強繊維「バルチップ」で落ち込みがみられたが、粘着テープ用素材等が好調だったことに加え、前期に買収した子会社の通年寄与等もあり増収となった。なおシート関連は、昨年来の災害多発の影響で前期に続き高水準の供給が続いた。収益面では、原材料価格が落ち着き建築資材関連を中心に利益率が改善し増益となった。インドネシアの子会社ハギハラ・ウエストジャワ・インダストリーズにおいては、フレキシブルコンテナバックの販売不振の影響を受けた。国内子会社の東洋平成ポリマーは、フィルム事業は概ね好調だったが、クロス事業が不振だった。

機械製品事業の売上高は前期比6.6%増の59.73億円、営業利益は同2.7%増の7.88億円となった。主力のスリッター関連機器は、国内は紙関係では特殊加工設備やキャッシュレスの普及に伴う需要があり、フィルム関係では軟包装材料市場での需要が底堅く、好調だった。海外は東南アジア向けに加えて中央アフリカへの輸出等、新たな市場の開拓にも取り組んでいる。押出関連機器は、食品容器用スクリーンチェンジャーと特殊樹脂用ペレタイザーが引き続き好調だった。リサイクル関連機器は、顧客の社内リサイクル拡大を目的とした造粒装置に加え、新商材である近赤外線を利用した乾燥機の売上もあった。

2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.6%増の310.00億円、営業利益が同0.9%減の27.00億円、経常利益が同5.3%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.8%増の20.90億円を見込んでいる。また、2019年10月期の期末配当金については、業績等の状況を踏まえ、当初予想の16.00円に2.00円を増配し、1株当たり18.00円の配当とすることを発表した。 年間配当金については、既に実施の中間配当16.00円とあわせて、1株当たり34.00円となる。

《SF》

提供:フィスコ

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