「イラン波乱」当初は半導体で損も、機械・電機・半導体でリベンジの技
すご腕投資家さんに聞く 『銘柄選び』の技
Urame-katさんの場合-1回完結
イラスト:福島由恵専業投資家。2009年に100万円を元手に投資を始め、現在の運用資産は5億円を超える。投資スタイルは割安成長株の長期分散が主体。元々は需給を見極める短期売買で資産を増やしてきたが、ここ数年でコア運用を長期投資にシフト。現在、短期売買はサテライト運用に位置づけている。需給を重視してきた経験は、2026年3月の「トランプ・イラン波乱」の相場などに生きている。
・前回記事「イラン大荒れの中で2300万円の勝ち、秘訣は『AI』×『ただでは転ばない』」を読む
・「投資家検索サービス」を使う
| この記事を読んで分かること |
| 1. トレンド転換の見極めのコツ |
| 2. 「トランプ・イラン」波乱で気をつけたこと |
| 3. 半導体銘柄の選別方法 |
イラン情勢による荒れ相場でチャンスを掴んだ投資家を紹介するシリーズ2回目は、5億円以上を運用するUrame-katさん(ハンドルネーム)のケースだ。
「トランプ・イラン波乱」の局面で、Urame-katさんの今年3月の成績は▲13%のマイナスとなったが、4月には+16%と盛り返し、2カ月累計で400万円以上のリターンとなった。
この月間騰落率は、奇しくも日経平均株価と同じ。ただ、TOPIX(東証株価指数)の場合、3月は▲11%、4月は+6.6%の騰落率になる。
つまり対TOPIXでは、Urame-katさんの成績は、3月には2%ポイントのアンダーパフォームだったものの、4月は10%ポイントのアウトパフォームとなった。
4月に前月の負けを帳消しにし、お釣りまで受け取ることができたのは、相場の「底打ち」をうまく掴むことができたためだ。
■3~4月の月間成績と指数の騰落率
| 3月 | 4月 | |
| Urame-katさん | ▲13.2% | 16.2% |
| 日経平均株価 | ▲13.2% | 16.1% |
| TOPIX | ▲11.2% | 6.6% |
底打ち読みで、「割安成長&モメンタム」投資のパフォーマンス追求
Urame-katさんが底打ちにこだわるのは、自身の2つの投資スタイルに関係する。
コアでは割安成長株狙いで、現在は30銘柄以上へ分散投資している。銘柄選定では、資金が流入しているセクターに着目し、その中で出遅れている銘柄などを拾い、長期で含み益を膨らましていく。
サテライトはテーマ・モメンタム投資と呼べるようなもので、直近では半導体関連株のように値動きの大きい銘柄に注目し、需給を見ながら機動的に売買している。
割安株や上昇モメンタムが高い株を狙う戦略上、相場の底打ち・反転の見極めは、パフォーマンスを追求するうえでは重要になる。
■日経平均株価の日足チャート(2025年12月~)

注:出来高・売買代金の棒グラフの色は当該株価が前期間の株価に比べプラスの時は「赤」、マイナスは「青」、同値は「グレー」。以下同
底打ち判断で、機械・電機銘柄の取得へ
もちろん、「言うは易し、行うは難し」とわきまえている。そうした中で、今回もどこが転換点になるのか全神経を集中させていたところ、3月20日過ぎに「底を打った」と判断。そこから、
工業用ミシンで世界トップのJUKI<6440>
鉄道車両向け電機品の大手である東洋電機製造<6505>
道路用信号などを手掛ける京三製作所<6742>
――といった機械セクターや電気機器セクターの銘柄に買いを入れた。これらは以前から保有しており、3月20日以降に買い増し、足元では3銘柄で7000万円以上を運用している。
なぜ3月20日で、なぜ、上記の銘柄なのか。そして、二番底や三番底の懸念をいかに払拭し、Urame-katさんはリターンの確保につなげていったのか。
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株探ニュース