象印が反落、上期営業利益は2.4%営業減益
象印マホービン<7965>が反落している。1日の取引終了後に発表した第2四半期累計(23年11月21日~24年5月20日)連結決算で、営業利益が43億7000万円(前年同期比2.4%減)と減益で着地したことが嫌気されている。
炊飯ジャーの最上位機種である圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」が好調に推移したことに加えて、ホットプレートやオーブントースター、ステンレスボトルやステンレススープジャーが伸長するなど国内販売が好調に推移したほか、円安による輸入コストの増加に対する価格転嫁を進めたことで売上高は475億7200万円(同4.7%増)となったが、為替の影響や販管費の増加が利益を圧迫した。
なお、24年11月期通期業績予想は、売上高870億円(前期比4.2%増)、営業利益52億円(同4.0%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース