オンワードが反発、22年2月期は最終損益63億円の黒字転換見込む
オンワードホールディングス<8016>が反発している。8日の取引終了後に発表した22年2月期連結業績予想で、売上高1905億円(前期比9.3%増)、営業利益32億円、最終利益63億円と、営業損益段階から赤字となった前期から一転して黒字転換を見込むことが好感されている。
アパレル事業でリアル店舗とEコマースを連動させた新たな販売手法の活用を図るほか、前期に販売機会のなかった商品の有効活用や在庫管理の徹底と値引き販売の抑制などで、売上総利益率の改善を見込む。
なお、21年2月期決算は、売上高1743億2300万円(前の期比29.8%減)、営業損益212億3000万円の赤字(前の期30億6100万円の赤字)、最終損益231億8100万円の赤字(同521億3500万円の赤字)だった。
株探ニュース