東エレクが1000円超の大幅高、トランプ演説受けリスクオフ環境から離脱
東京エレクトロン<8035>が満を持して急反発局面に移行、きょうは1000円を超える上昇で2万4000円台を大きく回復してきた。半導体関連株は米イランの対立激化によるリスクオフの流れのなか、同社株をはじめ目先利益確定を急ぐ売りに軟調展開を強いられる銘柄が多かったが、前日のトランプ米大統領の演説で、両国の軍事衝突の可能性が低くなったことが買い戻しを誘発する格好となっている。世界的に次世代通信規格5Gが普及局面にあり、これに絡む半導体需要の喚起が期待される状況にあり、米国では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が最高値近辺で頑強展開を続けている。
株探ニュース