三菱商がカイ気配スタート、今期純利益・配当予想の上方修正と自社株買いを好感
三菱商事<8058>はカイ気配スタート。前週末3日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算の発表にあわせ、通期の純利益予想を1兆300億円から1兆1500億円(前期比22.7%増)に上方修正した。また、取得総数3300万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.3%)、取得総額1000億円を上限とする自社株買いの実施と配当予想の増額修正も公表しており、好感されたようだ。
天然ガス事業や自動車・モビリティ事業、金属資源事業での持ち分利益が増加し、業績予想に織り込んだ。自社株の取得期間は2月16日から4月30日までの予定で、東証における市場買付けによって実施する。更に、これまで78円としていた期末配当予想を25円増額。前期末比24円増配の103円(年間配当予想は30円増配の180円)に見直した。4~12月期の純利益は前年同期比48.2%増の9557億5900万円となった。
株探ニュース