カナデン、上期経常を65%上方修正
8081カナデン【連結】
業績修正PDF
カナデン <8081> [東証P] が10月20日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の10億円→16.5億円(前年同期は9億円)に65.0%上方修正し、増益率が10.5%増→82.3%増に拡大する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の38億円(前期は30.5億円)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間は、売上高が半導体・デバイス分野において産業機器関連顧客向け産業用パワーデバイスや...
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間は、売上高が半導体・デバイス分野において産業機器関連顧客向け産業用パワーデバイスやOA機器顧客向け電子デバイス品が好調に推移し伸長しましたが、その他の分野は、半導体不足による納期長期化の影響が継続しており伸び悩みました。 一方、利益に関しては、半導体・デバイス分野の好調と想定以上の円安の影響により伸長しました。これらの結果、売上高は前回予想から変更ありませんが営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想を上回る見込みとなりましたので、2023年3月期第2四半期連結累計期間の連結業績予想数値を修正します。 なお、通期の連結業績予想につきましては、主力のFAシステム事業に関して半導体不足による納期長期化の解消目途が立たず厳しい状況が継続するものと予想されます。また、原材料の高騰や世界的なインフレの進行などによる景気への影響などが依然として不透明であることに加え、新型コロナウイルスに起因するサプライチェーンの混乱というリスクもあることから、前回の予想数値を据え置きとします。※上記に記載した予想数値は、作成日現在において入手可能な情報に基づき作成しておりますが、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 22.04-09 | 45,500 | 1,000 | 1,000 | 600 | 22.5 | 17 | 2022-05-13 |
連結 |
| 新 22.04-09 | 45,500 | 1,300 | 1,650 | 1,050 | 39.4 | 17 | 2022-10-20 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | +30.0 | +65.0 | +75.0 | +75.0 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.04-09 | 45,001 | 838 | 905 | 520 | 19.4 | 16 | 2021-10-29 |
連結 |
| 予 22.04-09 | 45,500 | 1,300 | 1,650 | 1,050 | 39.4 | 17 | 2022-10-20 |
連結 |
| 前年同期比 | +1.1 | +55.1 | +82.3 | 2.0倍 | 2.0倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.03 | 108,229 | 2,672 | 2,819 | 2,319 | 82.9 | 29 | 2021-05-14 |
連結 |
| 2022.03 | 100,834 | 2,846 | 3,055 | 1,922 | 71.8 | 26 | 2022-05-13 |
連結 |
| 予 2023.03 | 110,000 | 3,800 | 3,800 | 2,500 | 106.7 | 34 | 2022-05-13 |
連結 |
| 前期比 | +9.1 | +33.5 | +24.4 | +30.1 | +48.6 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。