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川辺 Research Memo(3):身の回り品事業とフレグランス事業を展開

特集
2019年7月16日 15時03分

■川辺<8123>の事業概要

1. 身の回り品事業とフレグランス事業を展開

ハンカチーフ、スカーフ・マフラー、タオル、雑貨等を販売する身の回り品事業、香水等を販売するフレグランス事業を展開している。両事業とも海外有名ブランドが主力である。2019年3月期のセグメント別売上高構成比は、身の回り品事業86.2%、フレグランス事業13.8%である。

2. 販売経路別には百貨店向けが主力

販売経路別には、百貨店向けを主力として、量販店、専門店、小売店、卸売事業者等に卸売販売している。一部は直営小売店舗において小売販売している。2019年3月期の販売経路別売上高構成比は、百貨店向け48.0%、量販店向け13.1%、その他(直営小売店舗含む)38.9%である。直営小売事業の売上拡大に伴って、その他の構成比が上昇傾向である。一方で百貨店向けは地方百貨店の閉店なども背景として、構成比が低下傾向となっている。

直営小売店舗は2019年3月期末時点で、身の回り品事業のプレイヤーズを22店舗、フレグランス事業のジューシィジュエル、クリスティーナ・パフューマリー、ザ・パフューマーズを合計14店舗(内アウトレット2店舗)展開している。なお2020年3月期の新規出店は、身の回り品事業のプレイヤーズ2店舗の計画である。

3. 品目別にはハンカチーフ、スカーフ・マフラーの海外有名ブランド品が主力

品目別には、身の回り品事業のハンカチーフ、スカーフ・マフラーを主力として、タオル、その他、及びフレグランス事業の香水等を卸売・小売販売している。2019年3月期の品目別売上高構成比は身の回り品事業86.2%(ハンカチーフ60.8%、スカーフ・マフラー12.7%、タオル5.8%、その他6.9%)、フレグランス事業13.8%である。

両事業とも海外有名ブランド品を主力として、消費者ニーズの多様化に対応した自社ブランド商品の企画・開発・拡販も強化している。

現在の主力ブランドには、身の回り品事業のハンカチーフでは、ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)、ランバン コレクション(LANVIN COLLECTION)、ランバン オン ブルー(LANVIN en Bleu)、ピーナッツ(PEANUTS)、ジルスチュアート(JILL STUART)、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)などがある。

2018年にニコライ バーグマン(nicolai bergmann)、2019年にケイト・スペード ニューヨーク(kate spade NEW YORK)を導入するなど、消費トレンド変化に対応して、ブランドの新規導入・S&B(スクラップ・アンド・ビルド)を積極推進している。なおピーナッツ(PEANUTS)は直営小売店舗での売上が多い。

スカーフ・マフラーでは、自社ブランドのナチュラル・ベーシック(NATURAL BASIC)、自社ブランドのフェリーチェ・レガーロ(felice regalo)、モデル・女優の桐島かれんプロデュースのハウス・オブ・ロータス(HOUSE OF LOTUS)などがある。

雑貨では「マザーズバッグ」をコンセプトとしたハウスブランド「プレイヤーズ」を直営小売店舗の主力商材としている。30~40歳前後の子育て中のマザー(母親)をターゲット層にした軽量・多機能のファッションバッグである。

フレグランス事業では、サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)等を主力としている。また、ミラーハリス(Miller Harris)など、希少性の高いメゾン(maison)系フレグランスを発掘して積極投入している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《MH》

提供:フィスコ

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