サンリオが急騰で年初来高値、23年3月期業績及び配当予想を増額修正
サンリオ<8136>は急騰、一時16%高の3530円に買われ7月1日につけた年初来高値を約1カ月ぶりに更新した。2日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を546億円から574億円(前期比8.8%増)へ、営業利益を30億円から47億円(同85.2%増)へ、純利益を21億円から25億円(同27.0%減)へ上方修正し、あわせて中間・期末各8円の年16円としていた配当予想を中間・期末各10円の年20円(前期16円)へ引き上げると発表したことが好感されている。
海外及び国内需要が想定より堅調に推移していることや、中期経営計画に沿った構造改革の実行による売上原価率の低減により採算が好転することが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高138億2900万円(前年同期比28.0%増)、営業損益23億8300万円の黒字(前年同期5900万円の赤字)、純利益7億8500万円(前年同期比68.2%減)だった。
株探ニュース