コメリの第1四半期営業利益は74%増
コメリ<8218>が28日の取引終了後に第1四半期(4~6月)連結決算を発表しており、売上高1118億500万円(前年同期比15.8%増)、営業利益124億1100万円(同74.3%増)、純利益85億1200万円(同76.0%増)だった。
外出自粛要請に伴う巣ごもり消費需要の高まりを受けて、ウッドデッキやレンガなどのガーデン資材及び家庭菜園関連の商品、DIYに関連する商品などの販売が好調に推移。また、短時間で買い物を済ませたいニーズが高く、ネットで注文して店舗で受け取る「取り置きサービス」の利用が増加しEC売り上げも拡大した。利益面では、自社開発商品の売り上げ好調による売上総利益押し上げに加えて、広告媒体の紙からデジタル化への転換や緊急事態宣言に伴いチラシ広告自体を自粛したことなどが寄与した。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高3530億円(前期比1.3%増)、営業利益190億円(同2.9%増)、純利益113億円(同5.4%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース