しまむらは反発、3月既存店売上高は7カ月連続前年下回るも織り込み済み
しまむら<8227>は反発している。23日の取引終了後に発表した3月度(2月21日~3月20日)の月次売上速報で、既存店売上高は前年同月比12.1%減と7カ月連続で前年実績を下回ったものの、全般相場の堅調に加えて、足もとの販売状況の悪さは織り込み済みとの見方が強いようだ。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い消費者が外出を控えたことで客数が同12.5%減となったことが響いた。商品別では、ベビー・子ども衣料は春物トレンド商品や紙おむつ、おしりふきなどの衛生雑貨が好調だった一方、高齢者の外出控えや卒業式の開催自粛などの影響でミセス・シニア向けジャケットや婦人スーツの販売が伸び悩んだ。全店売上高も同11.8%減だったが、週別では3月2日の週に大きく落ち込んだものの、その後は回復基調にあるとしている。
株探ニュース