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【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2019年3月期2Q決算(2/4)

材料
2018年11月20日 15時41分

このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2019年3月期第2四半期決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。4本に分けたコンテンツの2本目です。

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進行役:

上昇の要因をもう少し噛み砕いてご説明できればと思うのですが、簡単に申し上げますとやはり未来創生ファンドですとか、あとはやはり公募の投資信託ですとか、こういったものが貢献していると考えていいですか。

阿部:

未来創生ファンドというのは、収益を高めていくということで言うと、非常に大きな貢献をしてくれていると思います。収益力の上昇の原因というのはまずそこが一つです。

それから、投信等でも、ともすると運用(残高)報酬料率が安いことが、いいファンドだというような極めて曲解された論理が、どちらかというと、だんだん主流になっているように見えますが、全くそんなことはない。私たちの長期にわたるトラックレコードを見ていただけたら、運用料率をはるかに上回るレベルでパフォーマンスが出ている。このパフォーマンスを出すために、何倍も一生懸命働いているのです。

他の会社がどれぐらい働いているかということは、僕はわからないので言えないのですが、本当に心を込めて、一生懸命に企業経営者と会って、何度も何度も評価を繰り返して投資をしています。その結果なのです。そういうことをやっていけば、必ず長期的に立派なパフォーマンスが出るという確信を持っているグループなのです。ですから、当然、一番プレミアムなファンドとして、投資家の皆さんにご評価いただけるように、安いフィーで売るということを軸としてないということです。そういうことが全部総合的に高い収益性、運用料率ということに結実していると思っています。

進行役:

それでは、続いて事業戦略別に、お話をお伝えしていきます。

まずは、日本株式の投資戦略です。ここに書いてない情報としましては、公募の投資信託の残高が初めて3000億円台に到達できたという話があります。この話をお願いします。

阿部:

公募というのがやはりこれから一番大きなチャネルだとは思っています。ただ、闇雲に一つのファンドを大きくするということではなく、スパークスをパッケージとして見ていただきたい。大型の企業を中心としたポートフォリオ。それから、一般的に言われる中型の企業を中心としたポートフォリオ。小型それからさらに小さい非常に小さな、私たちの言葉で言うとマイクロキャップを中心としたポートフォリオ。スモールキャップを中心としたポートフォリオ。キャップ別にポートフォリオを分けたり、その他ロングショートなど、多様ないくつかのストラテジーで投信を作って、それぞれ担当のポートフォリオマネージャーが責任をもって担当しているのです。それが一つ一つ投資信託というパッケージングで広く日本の個人投資家の皆さんに投資していただけるような形態で、多くの場合は銀行・証券会社とパートナーになって、販売をしていただいている。その積み上げが3000億円を超えたというのは非常にうれしいことです。ただ日本の個人は1820兆円の金融資産を持っているうち、1000兆円を銀行に預けているのです。その預金がこれからしっかりリターンを生むような貯蓄のような投資に変わっていかなければ、最終的に老後をそのリターンに託している個人の皆さんが安心した老後を送れないですよね。そこに私たちが役割を果たすことが多いと思うのです。3000億円、非常に嬉しい一つのマイルストーンを超えたなと思うのですが、もっと広く、皆さんのお役に立てるように、これから、一生懸命に投資信託ということについては、私たちの強さをわかっていただけるように、発信していきたいと思っています。

進行役:

では続きまして、OneAsia投資戦略です。

ここにありますように水戸証券で、OneAsia戦略の公募投資の取り扱いが開始されました。ずっとお伝えをしてきたOneAsiaの果実がまたもうひとつ実ったということで楽しみですね。

阿部:

OneAsiaについては、日本と同じような考え方でアジアの企業を見て行こうということで、ここ3年くらい私が中心になって、日本でやってきたように、投資の考え方から、投資が向かう新しい方向性を一緒にディスカッションしながら、日本の何人かのメンバーも何度も何度もアジアの会社訪問をしながら、ポートフォリオを作って、やっと投信という形で、水戸証券が販売証券会社として、ローンチすることができました。これは日本の個人としてはポートフォリオの一部を形成する非常に重要なストラテジーだと思っています。やはりアジアにエクスポージャーを持たなければいけないですよね。安心してもつことができます。

日本の運用会社でも、アジアの重要性をしっかり認識してアジアに投資をすることを進めていると思います。ただ、ほとんどの場合は、アジアの拠点もしくはアジアにある運用会社に運用を委託している場合が多いです。スパークスは東京でアジアのメンバーと一緒になり、香港と韓国にリサーチと運用(、マーケティング)のオフィスがあります。彼らが東京と現地を行ったり来たりしながら本当に考え方を共有して、運用ができている。インテリジェンスがセントラライズされている。集中的に東京でマネージされている。多分日本でスパークス以外ではこういうことをやっている会社はないと思います。これだけ時間をかけており、ぜひ信頼していただいて、アジアのポートフォリオを作る一翼を担わせていただければと思います。

《FA》

提供:フィスコ

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