コスモスイニシア急騰で新高値、長期金利低下を追い風に投資マネーの攻勢続く
コスモスイニシア<8844>が急騰、7%を超える上昇で680円台に買われ、8月27日につけた年初来高値678円を払拭した。世界的な緩和ムードのなか、国内でも長期金利の低下が顕著で、不動産セクターに投資マネーを誘引している。そのなか、首都圏を軸にマンション開発・販売を手掛ける同社株は株価の天井の高さや、時価PERやPBRなど株価指標面の割安さから物色資金の流入が加速している。PERは依然として5倍台に過ぎない。昨年2月には1025円の高値をつけており、時価はそこから3割以上も低い位置にある。訪日客の増勢基調が続くなか、来年の東京五輪や2025年の大阪万博などをにらみ長期滞在のアパートメントホテルなどの展開に期待が大きい。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース