ゴールドクレが急反発、第3四半期営業利益は通期計画に対する進捗率が95%
ゴールドクレスト<8871>が急反発して一時、前日比247円(14.5%)高の1950円に買われた。28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年4~12月)連結決算は、売上高230億4500万円(前年同期比25.1%減)、営業利益54億2100万円(同50.7%減)、純利益32億9600万円(同52.2%減)と大幅な営業減益となったものの、10~12月期の営業利益が同16倍となったことに加えて、通期計画に対する進捗率が95%となったことが好感されている。
低金利などを背景に都心及び都心近郊のマンション需要が堅調に推移したほか、オンライン商談を導入するなど事業活動の正常化を進めたことが奏功した。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高280億円(前期比19.5%減)、営業利益57億円(同50.5%減)、純利益33億5000万円(同55.9%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース