毎日コムネット<8908>は11日、2018年5月期通期連結決算を発表した。売上高が前期比13.5%増の168.05億円、営業利益が同8.4%増の17.68億円、経常利益が同8.3%増の16.79億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.4%増の10.87億円となった。

不動産ソリューション事業の売上高は前期比18.4%増の123.59億円、セグメント利益は同17.1%増の20.21億円となった。不動産デベロップメント部門が同68.7%増の21.40億円、不動産マネジメント部門が同12.1%増の98.68億円、エネルギーマネジメント部門は同4.5%減の3.50億円であった。不動産デベロップメント部門の販売用不動産の売却件数増加、不動産マネジメント部門での前期開発物件の年間通しての稼働及び管理受託5物件をサブリース物件に契約変更で増収となった。

学生生活ソリューション事業の売上高は前期比1.7%増の44.46億円、セグメント利益は同4.4%減の5.08億円となった。課外活動ソリューション部門は同2.0%減の20.01億円、人材ソリューション部門は同4.9%増の24.44億円となった。人材ソリューション部門で企業人事向け「若年層人材ソリューション」コンサルティング等のサービス提供が順調に推移し増収となったものの、売上原価と販売費及び一般管理費が増加した。

2019年5月期通期は、売上高が前期比3.2%増の173.40億円、営業利益が同5.2%増の18.60億円、経常利益が同3.0%増の17.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.8%増の11.40億円としている。

《MH》

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