カチタスは3日続伸で上場来高値更新、不動産流動化関連に物色人気再燃
カチタス<8919>は3日続伸、5日移動平均線を足場に買い直され4月20日につけた高値3710円を払拭して上場来高値に買われた。
米株市場では引き続き半導体関連などハイテク株への売りが続き、東京市場では相対的に内需セクターに買いが集まりやすい。そのなか、不動産流動化を手掛ける中小型株への波状的な物色ニーズが強い。戸建てのリノベーション販売で業界首位にある同社は、地方都市郊外の戸建て住宅を中心に安い値段で仕入れ、高付加価値をつけて売却するビジネスが時流を捉え絶好調、18年3月期営業利益段階で前期比40%増益見通しにあるが上振れの可能性も指摘されている。また、19年3月期も会社側は強気の中期計画で2ケタ伸長となる85億円レベル見込むなど、波状的な買いを呼び込む背景となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース