トーセイが急伸、20年11月期営業利益及び配当予想を上方修正
トーセイ<8923>が急伸している。5日の取引終了後、20年11月期連結業績予想について、営業利益を46億8000万円から56億6400万円(前期比55.4%減)へ、純利益を24億1100万円から29億4300万円(同65.2%減)へ上方修正し、あわせて従来13円を予定していた期末一括配当を3円増額して16円にすると発表したことが好感されている。
売上高は648億9700万円から646億4600万円(同6.5%増)へ下方修正したものの、不動産流動化事業で下期の売上総利益率が上振れする見込みであることが要因。また、不動産ファンド・コンサルティング事業で新規大型案件のアセットマネジメント契約を受託したことで9月末時点における受託資産残高が1兆円に到達し、これらの受託に伴うアクイジションフィー並びにその他報酬などが見込めることも寄与するとしている。
なお、第3四半期累計(19年12月~20年8月)決算は、売上高563億900万円(前年同期比23.1%増)、営業利益46億4400万円(同60.0%減)、純利益24億6800万円(同67.7%減)だった。
株探ニュース