いちごオフィ、今期経常を56%上方修正・最高益予想を上乗せ
8975いちごオフィスリート投資法人【連結】
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いちごオフィスリート投資法人 <8975> [東証R] が3月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年4月期の経常利益を従来予想の28.1億円→43.9億円(前期は27.9億円)に56.4%上方修正し、増益率が0.6%増→57.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
本投資法人は、2018年3月16日付発表の「資産の譲渡に関するお知らせ(いちご札幌南2西3ビル、いちご大名...
会社側からの【修正の理由】
本投資法人は、2018年3月16日付発表の「資産の譲渡に関するお知らせ(いちご札幌南2西3ビル、いちご大名バルコニー)」および本日発表の「資産の譲渡に関するお知らせ(いちごブルク大森)」における資産の譲渡(以下、総称して「本譲渡」という。)による影響、保有物件の運用状況等を勘案し、運用状況の予想の修正を行うことといたしました。 2018年4月期の運用状況の予想について、営業収益は前回発表予想から1,669百万円増加の見込みです。内訳は、主に本譲渡による譲渡益が1,586百万円の増加、賃料共益費収入が18百万円の増加、保険金収入および解約違約金収入等が59百万円の増加、水光熱費収入が4百万円の増加を見込んでおります。 また、営業費用については、賃貸事業費用が前回発表予想から34百万円増加の見込みです。内訳は、本譲渡に伴う売買精算費用が26百万円の増加、水道光熱費が14百万円の増加を見込んでおります。一方で、減価償却費が8百万円の減少を見込んでおります。 さらに、賃貸事業費用以外の営業費用として、本譲渡に伴う譲渡報酬が30百万円の増加、その他費用が19百万円の増加を見込んでおります。よって、営業利益は1,584百万円の増加を見込んでおります。 また、営業外費用については、本譲渡による譲渡代金の一部を既存ローンの一部期限前返済に充当する予定であるため、融資関連費用が5百万円の増加を見込む一方で、支払利息が5百万円の減少を見込んでおります。この結果、経常利益および当期純利益はそれぞれ1,585百万円の増加となる見込みです。 なお、本譲渡に係る譲渡益相当額である1,586百万円は内部留保させていただく予定であり、今後の資産取得や価値向上CAPEXといった持続的な投資主価値の向上に資する成長投資に活用し、投資主価値の最大化に向けて、収益のさらなる安定性と成長性を追求してまいります。 一時差異等調整積立金の取崩額につきましては、前回発表予想どおり、162百万円の取崩しを見込んでおります。その結果、前回発表予想の分配金総額2,972百万円、1口当たり分配金1,940円から修正はありません。
業績予想の修正
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2018.04 | 7,408 | 3,616 | 2,812 | 2,811 | 1,834.5 | 1,940 | 2017-12-15 |
単独 |
| 新 2018.04 | 9,077 | 5,201 | 4,397 | 4,396 | 2,868.9 | 1,940 | 2018-03-29 |
単独 |
| 修正率 | +22.5 | +43.8 | +56.4 | +56.4 | +56.4 | % |
今期の業績予想
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.04 | 7,352 | 3,378 | 2,616 | 2,615 | 1,706.0 | 1,923 | 2017-06-14 |
単独 |
| 2017.10 | 7,530 | 3,521 | 2,796 | 2,796 | 1,824.0 | 1,930 | 2017-12-15 |
単独 |
| 予 2018.04 | 9,077 | 5,201 | 4,397 | 4,396 | 2,868.9 | 1,940 | 2018-03-29 |
単独 |
| 前期比 | +20.5 | +47.7 | +57.3 | +57.2 | +57.3 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。