ギックスがS高、縦横展開が奏功し22年6月期業績予想を上方修正
ギックス<9219>が続急伸しストップ高の883円に買われている。前週末13日の取引終了後、22年6月期の単独業績予想について、売上高を9億6600万円から10億5000万円(前期比45.4%増)へ、営業利益を2000万円から8600万円(同58.5%増)へ、純利益を600万円から5600万円(同10.6%増)へ上方修正したことが好感されている。
同社では、従前より取引のある大手クライアント企業において、既取引部門・取り組み中の領域におけるDI(データインフォームド)サービスの利用継続・拡大(縦展開)と、未取引部門・新規領域へのDIサービスの提供(横展開)を同時並行で実施する「縦横展開」に注力しているが、これが奏功して既存取引先を中心に想定を上回る案件機会を得たことで大手取引先との関係強化とそれに伴う取引額の増加を得ることができたとしている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(21年7月~22年3月)決算は、前期は四半期決算を開示していないため比較はないものの、売上高7億3600万円、営業利益4700万円、純利益2800万円だった。
最終更新日:2022年05月16日 11時16分
株探ニュース