ヤマシタHDがカイ気配スタート、コロナ対策で医療機器の需要高まり21年5月期業績は計画上振れ
ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>がカイ気配スタートとなっている。6日の取引終了後、集計中の21年5月期連結業績について、売上高が653億600万円から701億3100万円(前の期比8.5%増)へ、営業利益が7億3100万円から9億6700万円(同72.7%増)へ、純利益が5億600万円から6億7900万円(同47.9%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
急性期病院向け営業や物流管理の強化への取り組みが奏功したことに加えて、医療機関におけるコロナ対策としての医療機器への需要の高まりや複数の病院建て替え案件で想定を上回る受注があり、医療機器販売業が想定を上回ったとしている。なお、業績上振れに伴い、68円を予定していた期末一括配当を90円(前期54円)に引き上げた。
株探ニュース