ブティックス、前期経常を27%上方修正・最高益予想を上乗せ
9272ブティックス【連結】
業績修正PDF
ブティックス <9272> [東証M] が4月20日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の2.3億円→2.9億円(前の期は1.8億円)に26.5%上方修正し、増益率が22.3%増→54.8%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の3.1億円→3.7億円(前年同期は2.7億円)に19.2%増額し、増益率が17.3%増→39.9%増に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は、2021年3月19日公表の業績予想の修正時において、売上高については、(1)M&A仲介事業が前回業...
会社側からの【修正の理由】
当社は、2021年3月19日公表の業績予想の修正時において、売上高については、(1)M&A仲介事業が前回業績予想を上回るペースで進捗したこと、(2)商談型展示会事業で想定していた新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に快方へと向かい、前回業績予想を上回るペースで進捗したこと、(3)商談型展示会の中で全出展小間数(*)の約5割を占める「東京ケアウィーク ’21」の開催を無事完了することが出来たこと、また、費用については、追加採用に関わる人件費・採用費について、発生額が予定を下回ったことに加え、コスト管理を徹底した結果、一般管理費が想定を下回り、営業利益、経常利益、当期純利益ともに、過去最高益を計上する見込みである旨、発表いたしました。この度、M&A仲介事業において、当事業年度内での成約が不確実であった複数の案件を3月末にかけて成約したことから、売上高、営業利益、経常利益が更に上振れる見込みとなりました。加えて、税金費用が想定よりも減少したことにより、当期純利益の予想が前回業績予想に対して33.8%増となり、その差異が開示基準に達する見込みとなりましたので、業績予想を修正いたします。(*)出展小間数:出展社に貸し出すために仕切られたスペースの単位セグメントごとの見通しセグメントごとの見通しは以下のとおりです。(1)商談型展示会事業商談型展示会事業につきましては、前回の業績予想のとおり、新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に快方へと向かう中、「東京ケアウィーク ’21」の開催を無事完了いたしました。「CareTEX365 オンライン」につきましても、オンライン展示会プラットフォーム『ExpON(エキスポン)』の自社開発を完了し、2月より運用を開始する等、順調に推移しております。以上の結果、商談型展示会事業の売上高は656百万円(前事業年度比15.3%減、前回発表予想比1.6%増)、セグメント利益は151百万円(前事業年度比46.2%減、前回発表予想比22.8%増)を見込んでおります。(2)M&A仲介事業M&A仲介事業につきましては、介護報酬改定や人材採用難に対する危機感の高まり等により、M&Aニーズが引き続き増大している中、前事業年度からの課題であったM&Aコンサルタントの教育体制の整備や仕組化が完了したことにより、順調に成約が進捗しておりました。また、前回発表時点においては、当事業年度内での成約が不確実であった複数の案件を3月末にかけて成約したことから、売上高、セグメント利益が更に上振れる見込みとなりました。以上の結果、M&A仲介事業の売上高は604百万円(前事業年度比67.7%増、前回発表予想比8.6%増)、セグメント利益は390百万円(前事業年度比97.2%増、前回発表予想比16.8%増)を見込んでおります。(注)上記の業績予想につきましては、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成しております。そのため、実際の業績は上記の予想とは異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.10-03 | 911 | 319 | 318 | 208 | 20.8 | 0 | 2021-03-19 |
単独 |
| 新 20.10-03 | 969 | 379 | 379 | 258 | 25.9 | 0 | 2021-04-20 |
単独 |
| 修正率 | +6.4 | +18.8 | +19.2 | +24.0 | +24.3 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.03 | 1,219 | 220 | 230 | 148 | 14.8 | 0 | 2021-03-19 |
単独 |
| 新 2021.03 | 1,277 | 280 | 291 | 198 | 19.8 | 0 | 2021-04-20 |
単独 |
| 修正率 | +4.8 | +27.3 | +26.5 | +33.8 | +34.1 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.10-03 | 867 | 270 | 271 | 190 | 19.4 | 0 | 2020-05-13 |
単独 |
| 予 20.10-03 | 969 | 379 | 379 | 258 | 25.9 | 0 | 2021-04-20 |
単独 |
| 前年同期比 | +11.8 | +40.4 | +39.9 | +35.8 | +33.4 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.03 | 1,435 | 123 | 121 | 82 | 8.6 | 0 | 2019-05-13 |
単独 |
| 2020.03 | 1,358 | 187 | 188 | 130 | 13.3 | 0 | 2020-05-13 |
単独 |
| 予 2021.03 | 1,277 | 280 | 291 | 198 | 19.8 | 0 | 2021-04-20 |
単独 |
| 前期比 | -6.0 | +49.7 | +54.8 | +52.3 | +49.6 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。