国際紙パルプは急反発、22年3月期業績予想と期末配当計画を上方修正
国際紙パルプ商事<9274>が急反発している。同社は14日取引終了後に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。営業損益の見通しを従来の59億円の黒字から90億円の黒字(前期は90億3500万円の赤字)に引き上げたことが好感されているようだ。
売上高の見通しも従来の5450億円から5550億円(会計基準変更のため前期との比較なし)に上方修正。欧州や豪州でパッケージ事業及びビジュアルコミュニケーション事業が伸長し、欧州を中心に事業を展開するグループのアンタリス社とオセアニア地域を中心とするスパイサーズ社が好調なことが主な要因だとしている。
また、期末配当を従来計画比2円増額の9円とする方針も発表。これにより、中間配5円とあわせた年間配当は14円(前期は10円)となる。
株探ニュース