関通<9326>に注目したい。ここ調整局面にあるが、２５００円近辺で売り買いを交錯させており、下値抵抗力を発揮している。

同社は３月１９日に東証マザーズに上場したニューフェイス。関西エリアを中心に、eコマース事業を展開する顧客企業の配送センター代行業務などを手掛けており、徹底した倉庫管理とスピーディーな入出庫対応で顧客満足度を高め、成長トレンドに乗っている。

楽天<4755>のパートナー企業に選出されたことで収益基盤が安定化、投資も加速する方針にある。物流ロボットの導入や、冷凍食品など通販のニーズが高まっていることも追い風だ。３～５月期は「冷凍冷蔵倉庫の拡張」など緊急の先行投資も行った。また同四半期の営業利益は前年同期比４３．９％増の４３００万円と大幅な営業増益を達成した。株価はボックス圏上限の３５００円どころを目指す動きが期待できる。（れい）

出所：MINKABU PRESS

株探ニュース