アイスペースがストップ高、「初の宇宙ベンチャー」に買い人気集まる
ispace<9348>が買い人気を集めストップ高。同社は12日に東証グロース市場に新規上場しており、この日で上場3日目。初の宇宙ベンチャー企業のIPOとして高い関心を集めている。上場初日は寄り付かず、翌2日目に公開価格254円の3.9倍となる1000円で初値をつけた。同日の終値は1201円だった。この日も買い人気は続き、ストップ高の1501円まで値を上げた。商いも膨らんでいる。月への物資輸送サービスをはじめとした月面開発事業を手掛けている。22年12月に着陸船の打ち上げに成功しており、更に成功すれば民間企業として世界初となる月面着陸を計画。最短で26日にも月着陸に挑戦する予定であり、その結果が注目を集めている。ただ、同社の業績は赤字基調が続いており、今後の株価見通しには強弱観も対立している。
株探ニュース