鈴与シンワはカイ気配で続急騰、デジタル庁発足目前で電子署名関連として人気加速
鈴与シンワート<9360>がカイ気配で続急騰。前週末は全市場で値上がり率トップとなる400円高はストップ高で買い物を残して引け、きょうもその余勢を駆ってカイ気配スタートとなっている。システム受託開発からパッケージソリューションサービスなど幅広く展開、NTTデータ<9613>の2次下請け開発を手掛け、NECグループなどを主要取引先としていることで安定した成長基盤を持っている。
今週9月1日から発足するデジタル庁に関連する電子署名関連の有力株として目先投資資金の攻勢が継続。同社は昨年9月から印鑑Bot「Biz-Oin(ビズ オーイン)」の提供を開始。これはビジネスチャットと印鑑BotのAPI連携でテレワーク環境での押印を可能とし、ワークフロー処理の時間を大幅に短縮できるもので、需要開拓に期待がかかる。株価は小型材料株ならではの足の速さが特長で、昨年9月から10月にかけて短期間で5110円まで駆け上がり株価を5倍化させた経緯があるだけに、目先追随買いを誘っている。
株探ニュース