ビジョン---「グローバルWiFi」の受注システム連携基盤を提供。エボラブルアジアが「エアトリWiFi」を開始
ビジョン<9416>は25日、旅行関連サービスを販売する企業と「グローバルWiFi」の権利販売契約を結び、「グローバルWiFi」を自社サービスと合わせて販売、料金請求ができる仕組みを開発したと発表。
今回、第一弾として、オンライン旅行事業、訪日旅行事業とITオフショア開発事業と投資事業を手掛けるエボラブルアジア<6191>と提携し、1月25日よりサービスの販売を開始した。同社とエボラブルアジアは2016年6月に戦略的業務提携を行っており、サービス連携を推進してきた。同社では、今後もこの取り組みを導入したい企業への案内を行っていくとのこと。
エボラブルアジアは、国内全航空会社グループと直接契約を締結していることに起因する調達力と、ベトナムに800名以上のシステムエンジニアを抱えるシステム開発能力を強みとしている。2016年11月に総合旅行プラットフォーム「エアトリ」をリリースし、国内航空券、海外航空券、国内のホテル・旅館、海外ホテル、民泊と順次商材を拡大させている。
エボラブルアジアのメリットとしては、海外航空券とあわせWi-Fiルーターレンタルを申込フォーム一つでセット販売できること、コンテンツ増加による顧客満足度の向上、1ユーザーあたりの利用単価向上などが挙げられる。また、Wi-Fiルーターレンタル販売では独自の料金設定ができるため、独自性の高いサービス提供が可能となる。
ユーザーにおいてのメリットは、海外用Wi-Fiルーターレンタルを海外航空券と同時に申込み・決済ができエアトリポイントが貯まること、ワンストップオーダーによる手軽さ、決済の手間が削減されること、割安料金による現地通信が利用できることなどがある。
同社は、今後も引き続きサービス品質、ネットワーク品質の向上、接続可能エリアの拡大に尽力し、観光に、ビジネスに、世界中で快適なモバイルインターネット接続環境を提供していく考え。
《MW》
提供:フィスコ
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