日本通信が急動意、“SIMロック解除”の思惑が買い手掛かり
日本通信<9424>が急動意、一時28%高に買われ、後場寄りも20%超の上昇をみせ東証1部値上がり率トップに買われている。同社は通信回線を借り受け通信サービスを行う仮想移動体通信事業者(MVNO)の草分けで、格安SIM事業を展開している。足もとの業績は苦戦しているものの、18年4~6月期は営業損益が1億6600万円の赤字と赤字幅を縮小させている。きょうは、16日付の日本経済新聞が「総務省は2019年7月から、割安な中古のスマートフォン(スマホ)を購入した消費者がどの通信会社でも選べる体制を整える。NTTドコモなど通信大手3社に、自社が販売したスマホを他社の通信網でも使えるようにする」と報じた。「SIMロック」の解除に伴い、同社のビジネスチャンスが広がるとの思惑が投機資金の流入を誘った。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース