イーレックスが急反落、4-6月期(1Q)経常微減益で失望売り
イーレックス <9517> が急反落。株価は5月10日以来、約3ヵ月ぶりの1000円割れとなっている。8月1日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比0.3%減の11.2億円で着地。好決算への期待が大きかっただけに失望売りが広がっているようだ。
主力の電力小売り事業で高圧分野、低圧分野ともに電力供給施設数が伸び、売上高は前年同期比38.2%増の124億円と大幅増収を達成。一方、販売電力量の増加に伴い調達電力量と託送料金が増加したことが利益を圧迫した。19年3月期の連結経常利益は前期比45.7%増の66.1億円と大幅増益を見込んでおり、第1四半期が低調なスタートとなったことが懸念視された。
株探ニュース