大ガスが大幅反発、上限200億円の自社株買い発表をポジティブ視
大阪ガス<9532>が大幅反発で年初来高値を更新。前週末27日の取引終了後、取得総数1500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.6%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いの実施を発表したことが株価の支援材料となった。
取得期間は10月30日から2024年2月29日。取得した株式は消却する予定。あわせて同社は24年3月期の業績予想について、売上高のみ2兆170億円から2兆950億円(前期比7.9%減)に見通しを引き上げた。原燃料調整制度に基づくガス販売単価の上昇による影響を反映した。上期(23年4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比1.4%増の9956億9300万円、最終損益が893億5100万円の黒字(前年同期は297億4400万円の赤字)だった。
株探ニュース