カナモトが続急落、11-1月期(1Q)経常は28%減益で着地
カナモト <9678> が続急落し、昨年来安値を更新した。8日大引け後に発表した19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益が前年同期比27.7%減の40.1億円に落ち込んだことが嫌気された。
東京五輪関連インフラ工事や大規模再開発向けなど建設機械のレンタル需要が底堅く推移し、売上高は前年同期比4.4%の増収を確保した。一方、設備投資の増強に伴い、減価償却費負担が増加したことに加え、レンタル単価が低水準だったことなどが響き、大幅減益となった。上期計画の112億円に対する進捗率は35.8%にとどまり、計画未達を懸念する売りが向かった。
株探ニュース