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日本システムウエア---1Qは売上高が76.82億円、デバイス開発事業が堅調に推移

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2020年7月28日 11時19分

日本システムウエア<9739>は27日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.8%減の76.82億円、営業利益が同21.9%減の5.38億円、経常利益が同22.1%減の5.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.2%減の4.12億円となった。

ITソリューションの受注高は前年同期比19.4%増の27.67億円、売上高は同12.4%減の20.80億円、営業利益は同78.5%減の0.44億円となった。前期の官公庁・団体向けシステム開発や小売業向け機器販売の反動や、不採算案件の影響による受注活動の停滞により減収となった。

サービスソリューションの受注高は前年同期比0.8%減の19.33億円、売上高は同4.5%減の20.08億円、営業利益は同68.7%減の0.22億円となった。注力しているIoT&AIサービスは堅調に推移したものの、新型コロナウイルス感染拡大による案件の一時中断や一部顧客の運用案件の終了などが影響し減収となった。

プロダクトソリューションの受注高は前年同期比0.9%増の33.01億円、売上高は同5.0%増の35.93億円、営業利益は同14.6%増の4.71億円となった。組込み開発事業におけるオートモーティブ分野やインダストリ分野を中心に先行き不透明感はあるものの、デバイス開発事業は堅調に推移し増収となった。

2021年3月期通期については、同日、連結業績予想を発表した。売上高は前期比0.6%増の385.00億円、営業利益は同9.3%減の35.00億円、経常利益は同9.2%減の35.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.1%減の24.00億円としている。

《ST》

提供:フィスコ

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