吉野家HDが急反発、客足回復で23年2月期営業利益は44%増益へ
吉野家ホールディングス<9861>が7日ぶりに急反発。13日の取引終了後に発表した22年2月期の連結営業損益は23億6500万円の黒字(前の期は53億3500万円の赤字)だった。続く23年2月期の同利益は前期比43.8%増の34億円に伸びる見通しとしており、これが好材料視されている。
今期はまん延防止等重点措置の解除後に、人流の戻りとともに店内飲食が順次回復する前提のもと、売上高が新型コロナウイルス感染拡大前の20年2月期の水準に回復する見込みだ。原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇が重石となるが、増収効果で吸収する。なお、配当は2期ぶりに復配した前期と同額の10円を継続する方針としている。
株探ニュース