北恵 Research Memo(6):今期は21円配当を予想、今後の利益水準により増配の可能性も
■株主還元策
北恵<9872>は配当の基本方針として、「安定した配当を継続しつつ、業績に応じた利益還元を行う」を掲げている。具体的には、年間配当は14円を下限として、連結配当性向35%を目途とする予定だ。これに基づき、今期の年間配当は21円(前期実績20円)を予定しており、予想利益ベースでの配当性向は35.4%となる。配当性向35%は維持する予定であることから、今後の利益水準によっては増配の可能性もありそうだ。
さらに同社は株主優待制度の拡充にも積極的で、今までの1,000株以上の株主に対しての「郵便局の選べるギフト【鳥】」、500株以上1,000株未満の株主に対しての「QUOカード1,000円分」に加えて、新たに100株以上500株未満の株主に対しても「QUOカード500円分」の株主優待を発表している。これにより少ない単位株を保有する株主も優待を受けられるようになった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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提供:フィスコ
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