ベルクが急反落、21年2月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず
ベルク<9974>が急反落している。7日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を2525億6300万円から2820億円(前期比17.7%増)へ、営業利益を112億6600万円からから113億円(同8.0%増)へ、純利益を78億9400万円から82億円(同12.4%増)へ上方修正したが、営業利益で130億円強を見込んでいた市場予想を下回ることから、失望感からの売りが出ているようだ。
新型コロナウイルスの感染拡大によって消費者の生活環境や行動が大きく変化し、内食需要が高まったことから売上高が想定を大きく上回り、既存店売上高が前年同期比13.5%増と2ケタ増となったことが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高2098億4400万円(前年同期比19.3%増)、営業利益92億5300万円(同30.2%増)、純利益69億7100万円(同36.3%増)だった。
株探ニュース