ソフトバンクGは売り買い交錯も頑強な値動き、売買代金は全上場企業のなかで断トツ
ソフトバンクグループ<9984>は売り買い交錯もやや買い優勢で3日続伸。強弱感対立のなか売買代金は既に500億円を超え、全上場企業のなかで断トツとなっている。前日2日に、同社が出資する中国電子商取引大手のアリババ集団が発表した20年10~12月期決算にマーケットの注目が集まった。最終利益は前年同期比52%増と市場コンセンサスを大幅に上回ったが、傘下の金融会社アントグループの上場計画など先行き不透明感が嫌気され、3日の香港市場でアリババ株は大幅安に売られる展開となっている。これを横目にソフトバンクGの株価にもネガティブ材料として影響を及ぼしているが、空売り買い戻しの動きが目先筋の利益確定売りを吸収し、株価は頑強な値運びをみせている。
株探ニュース