ソフトバンクGはウリ気配スタートで急反落、中国発のリスクオフで売り圧力高まる
ソフトバンクグループ<9984>が売り気配スタートで急反落。前週末は5日ぶりに反発したがきょうは改めて売り直される展開となっている。中国不動産大手の恒大集団の資金繰り不安を背景とした巨額のデフォルトリスクが世界株市場を揺るがしている。前日の米国株市場では主要株指数が揃って急落、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は2%を超える下げとなった。米ハイテク企業に積極投資する同社は同指数との株価連動性が高く、足もとの下げを助長している。また同社は、中国電子商取引最大手のアリババ<BABA>をはじめ、中国ネット系企業への出資も目立っていることから、目先取り沙汰されている中国リスクが重荷となりやすい。
株探ニュース